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Sesami Street(セサミストリート)の思い出(2) [セサミストリートの思い出]

セサミストリートのテーマ曲
―その中間部

It’s a magic carpet ride
Every door is open wide
Happy people like you
Happy people like,
What a beautiful!

(意訳)
魔法の絨毯に乗って、下を見たら
ドアなんてみーんな開きっぱなし
だって
キミもボクもみ~んながハッピー♪
それって、ステキなことじゃない?




今日は前回に続いて、懐かしのセサミストリートの思い出を語ります。
ただし、記事を書いてる途中でPCが飛んだので、予定の半分くらい。

セサミストリートの中でも異色のキャラの2大巨頭。
黄色のビッグバード  緑のオスカー 



ビッグバード
ビッグバードって何なの?っていう問いに答えるのは
比較的たやすい。背が子供の倍くらいはあって全身が
黄色のフワフワの羽毛でおおわれた「巨大なヒヨコ」
を想像してもらえばいいからだ、
 あと、目がトロンとしてて、とってもカワイイんだ♪

このビッグバード、図体は大きいくせに中身はコドモ!
いつも好奇心丸出しで瞳をキラキラさせて、疑うこと
なんてまだ丸っきり知らない、純心なココロの持ち主。
何よりの特徴は、ものすごく甲高い声でしゃべること、
それもかなりの大声で!
それと同時に、コドモだから言い間違いもかなり多い!!

“Bro-oo-oo-oo-per, Mr. Bro-oo-oo-per!”「ブルーーパー、ブルーパーさぁん!」
“Hooper, Big Bird. Ho-oo-per”「フーパーだよ、ビッグバード。フーパー」
”Oops! Ahh, Mr.Hooper?”「おっと、、あのネ、フーパーさん」


フーパーさんというのは、セサミストリートの一角に
あった”Hooper’s” というCANDY STORE(駄菓子屋)
の店主のおじいさんのこと。ここはセサミストリート
で唯一のお店で、お菓子から雑貨まで取り扱っていた。
まぁ、メインの商品は色とりどりに並べられたお菓子
で、ビッグバードのお目当ても当然、それなんだけど
こんなスキットがあったな。。

(スキット)
初代キャストのSusanがビッグバードに言い聞かせる。
「いい、ビッグバード。食べ物の好き嫌いは、ダメよ!
 嫌いに見えても、食べてみると美味しいことだって
 あるんだから」
すると、ビッグバードが
“Ah, Susan..”「ねぇ、スーザン」
“Yeah?”「なに?」
“Could you try to eat my food?”「ボクの食事も食べてみてよ」
“Yes, then what?”「いいわよ、それでなぁに」
“It’s grain. It tastes good”「つぶえだよ。すごくおいしいんだよ」
“Ahhh, what a my mouth!!”「あーー、なんて私の口!!」


ビッグバードのメインの食事はやはり「粒餌(grain)」
なんだっていうオチがついてた(笑)


このビッグバードってコドモだから、画面の奥の方から
走ってきて登場することが多い。番組の初期の頃は必ず
といっていいほど、よくけつまずいて転んでたんだけど、
それって芝居じゃなくて、本当に前が見えなかったから!

最初は着ぐるみに小さな覗き穴を開けて、そこからしか
見えなかった。それで、本番中によく転んでたんだけど、
そのうち「よく転ぶのがビッグバードの特徴」になった!
後になると、内部に小さなモニターを取り付けて視界を
改善したので、本気で転ぶことはなくなったのだけど、、
そういった裏話が、当時発売されてたセサミストリート
ガイドブック(日本語版)の巻末には載っていたんだ。


実は
ビッグバードは、キャロル・スピニーという俳優さんが
実際に着ぐるみの中に入り、あの甲高い声を出していた。
なんだけど、
実はこの俳優さん、なんと
オスカーも演じていたのだ!
1人の俳優が着ぐるみとマペットの両方を担当してた!?
だから、ビッグバードとオスカーが同時に1つの画面
に写ることは決してないのだ!物理的に不可能だから。

それにしても—
ビッグバードとオスカーを同じ人が演じていたなんて!
その事実をガイドブックで知ったとき、もうビックリ!!
ショックなんてぇもんじゃないっっ
なぜかって?
2人は丸っ切り正反対のキャラだから!



オスカー
セサミストリートの一角にあるゴミ缶(Trash Can)
に住んでいる。昔のMacのデスクトップにあった様な
形状のゴミ缶で、子供がすっぽり入るくらいの大きさ。
オスカーに用があって呼ぶとき、このゴミ缶のフタを
調子をつけて、ガンガンガンと叩きながら呼びかける。
Oscar!!

しばらくすると、中からフタが開き下から全身緑色
毛むくじゃらの生き物が、ぬうぅぅっと顔を出す!
彼がオスカーだ。

オスカーって何なの?っていう問いに答えることは、
ビッグバードって何なの?という問いに答えること
の数百倍はムズかしい!


まず、(正体不明の生き物だが、性でいうと男性
らしいことはわかる)の素性については一切不明だ。
なぜ、ゴミ缶の中にいるのか、普段何をしてるのか、
そういうことは一切説明されない。

  えっ、なぜそんなことが気になるのかって??
  ビッグバードだって、謎だらけでしょうって?
  う〜ん、確かにそうなんだけど、オスカーには
  どこか実在感があるんだ。一方、ビッグバード
  には、それがない。ファンタジーだからで納得。
  その違いは実際に見ないとわからないだろうネ。

どうやら、キャストたちよりもずうっと前からここ
に居るらしい。まさに、セサミストリートの主だ!

次にかなりシブい感じおじさんキャラであること。
かといって、決して「おじいさん」ではないんだな。
精神年齢的にはそれを通り越して「ご隠居さん」
レベルに到達しているんだけど、彼のしゃべり方が
そこまでの年齢を感じさせない。
だって、ちっとも「枯れて」いない。それどころか
むしろ、パワフルなしゃべりには圧倒されてしまう!

自らを
Oscar, the Grouch(へそ曲がりのオスカー)
と称して、世の中のあらゆることに対して不平不満
をブチまける、それも大声で、時に癇癪を起こして、
ブツクサブツクサ、ひたすらに文句を言い続ける。

  Grouch不平不満を言う人、の意味なのだが、
  先のガイドブックでは一貫して「へそ曲がり」
  と訳していた。たしかにその方が分かりやすい。

マペットには珍しく、左右に連なった太い眉を持ち、
時にその眉を吊り上げたり、逆に下げて大きな瞳で
キッと見返されると、かなりコワイ印象になる!!


なぜ、彼はいつもそんなに不機嫌なんだろうか?
なぜ、会うといつも怒ってばかりいるんだろう?
 そのワケは子供にはとうてい理解できない。
 それどころか、むしろ、子供には「毒」だ!
そんな毒のようなキャラクターがなぜ、子供向けの
番組で、住人の一人として登場し続けるのか?

答えは、セサミストリートは教育番組ではないから!


これは、セサミストリートという架空の街に実際に
日々暮らす人たちの様子を捉えたという番組なのだ。
ここからはTOQの想像だけれど—
きっと製作者たちは、善人ばかりが暮らしている街
みたいな理想の街には、したくなかったのだと思う。

実際の街には、一見好ましからざる者、声をかける
のがちょっとコワイ人だって暮らしているだろう。
そんな人たちの代表として、オスカーを住まわせる。
その人は生まれも育ちも、もしかしたら人種さえも
異なっていて、ひとことで言うと「異文化」の人。
それってつまり、今でいう「多様性」ってこと?


子供たちは、最初はコワがって遠巻きにしているが、
何かきっかけがあって話しかけてみると、そんなに
コワイ人じゃないってことがわかる。
実際彼がゴキゲンなときには、独特のしゃがれ声で
"He he he"と笑うことさえあるんだから、、
そういう場を通して、子供たちは大切なことを学ぶ。

それは—
「異文化」の人ともコミュニケーションをとること。
自分たちとは違う「多様性」を受け容れるってこと。
ハッキリいって、言ってることはよくわからないし、
どうやら、考え方だって違うみたい。でも、大人だ!
自分たちにはないものを持った人だって感じるハズ。
オスカーと話してみることで、そんな体験ができる。


だが、ことはそう簡単なものじゃない。
オスカーがわめいてるのは世の中に対する不平不満、
愚痴だけでなく、時に皮肉をいうこともあるんだが、
その皮肉はコドモには通じない大人の会話レベルだ。
本音と建前といった世の中の欺瞞を暴いてみせたり、


さらにはウィットに富んだ駄洒落をいうこともある。
 実はそれって、スタッフたちのアソビ心の表われ
 だったりする。それはちょうど、その何年か後に
 日本で放送された伝説の「カリキュラマシーン」
 が一世を風靡したのと同じ理由だと思う。
 あの番組も、一見子供向けの教育番組かのように
 みせておいて、実はスタッフのアソビ心が満載の
 コントが目白押しだったから!!

そんなスキットの例がこちらなんですが、、、

(スキット)
"Hello everyone, I am Oscar,「こんにちは皆さん、私はオスカー
 the chef of King Grouch, へそ曲がり王シェフで
 owner of prize Cordon Blech" コードン・ゲーッ賞受賞者です」
"And my assistant, Charles「アシスタントにはホテルちぇっから
 coming from Hotel Rats!" チャールズ君に来てもらいました」
"Today's dish is called「本日の料理はこう呼ばれています
 Charles's Chicken Soup" チャールズのチキンスープ」

ところが、オスカーの作る料理はまるで闇鍋
およそ食べられないモノばかり、次々と投入。
   
(audience)"Where's a chicken?"(聴衆)「チキンはどこなんだよ?』
料理が出来上がり、味見を迫られた
Charlesは怖気づいて、
ついには逃げ出してしまう。
"Voila!"「ほら!」
"Charles is chicken! That's why「チャールズは臆病者、だからこれは
 we called it Charles's 'Chicken' Soup" チャールズの『チキン』スープです」
"Because Charles is too chicken 「だって、チャールズはチキン(臆病)で
 to eat it!" 飲めないから!」
(audience)"Ahhhhh!"(聴衆)「あーーーーっ」

  
(解説)
 Cordon Blech : Cordon Bleu(コルドン・ブルー)のもじり
 Hotel Rats! : Hotel Ritz(ホテル・リッツ)のもじり

どうだろうか?かなり高度なシャレが展開されてて
Cordon BleuBlechを掛けたシャレなど子供に
まだ分かるハズがない。してみるとこれはスタッフ
がスキットに、こっそり忍ばせたアソビ心だと思う。
大人の視聴者に対して、分かる人には分かるよね?
というサインを投げかけているんだね!
—単に、スタッフが遊びたいだけかもしれないけど
いずれにせよ、番組発足当時のアヴァンギャルドな
精神がまだ生き残っているという証拠なんだと思う。



そんな精神が最大限に発揮されてる例をひとつ紹介。
それは、タブーとも言えるテーマへの挑戦だった★

或る日
ずっとフーパーさんを演じていた俳優が亡くなった。
おそらく、シーズンの途中だったんじゃないかな?

 フーパーさん役を演じていたのは、ウィル・リー
 という役者さんだ。ガイドブックによると、彼は
 日本が大好きで、自らの誕生日を「尾頭付き」で
 祝いたいなんて言ってたくらい。ただ、番組当初
 からずっとおじいさんだった。当時で70才くらい
 だったんじゃないだろうか。。

セサミストリートの番組スタッフはさんざ悩んだ末、
番組内で彼の死をそのまま伝えるという決断をした。
"Good-bye Mr.Hooper"と題されたその話数は
日本では放映されていない。別の番組でその一部分
が紹介されただけだ。それは、こんな場面だった。

みんなで在りし日のフーパーさんの写真を見ながら
思い出を語っている。
と、不意にビッグバードが
「でも、フーパーさんは明日には戻ってくるよね?」
すると他のキャストが
「フーパーさんには、もう二度と会えないんだよ」
「そんなの、、、そんなの、ボク、やだ」
「ビッグバード、フーパーさんにはもう会えないの。
 それが『死ぬ』ってことなのよ」

フーパーさんの死については告げずに、ゴマかすのか。
それとも
死を隠すことなく、二度と会えないことを伝えるのか。
どちらが本当に子供のためになるのかを考えての決断
だったんだろうと思う。

決して型に囚われない、自由奔放なセサミストリート
その精神は今もまだ健在なのだろうか—       

(2024/3/24 了)
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『魔法使いサリー』の音楽 [ミュージック全般♪♪]

不思議な呪文で始まるその歌―


マハリークマハーリタ ヤンバラヤンヤンヤン
マハリークマハーリタ ヤンバラヤンヤンヤン


魔法の国からやってきた ちょっとチャームな女の子
サリー サリー
不思議な呪文をとなえると 愛と希望が飛び出すの
サリー サリー
魔法使い サリー


ホウキに乗ってやってきた ちょっとお茶目なお姫様
サリー サリー
不思議な力で街中に 夢と笑いを届けるの
サリー サリー
魔法使い サリー

サリー サリー サリィちゃーん


これから書こうとしているのは、
現在に続く魔法少女モノの元祖『魔法使いサリー』の話だ。
「ひみつのアッコちゃん」よりもずうっと前だったと記憶。
そう、ミンキーモモ やクリィミーマミ よりももっと前だ。
現在のプリキュアシリーズまで続く魔法少女モノの流れを
作ったと言える、東映動画の初期の傑作だ。

えっ、どうして男の子がそんな番組をみていたのかって?
当時はまだ、子供向けというジャンルしかなかったから、
男の子も女の子も同じテレビマンガ(※)を観てたんだ☆
 ※・・当時はまだ「アニメ」という呼び方はなかった。



このテーマ曲なんだけど、聴いてるとなんだか不思議な
感覚に襲われたのを覚えてる―どこか異国の感じがして。
曲調はマイナーで始まり、サビの部分でちょっと明るい
兆しがみえるけど、すぐにまたマイナーへと戻ってゆく。

この当時、子供向け番組のテーマ曲はもっぱらメジャー。
それに対して、魔法使いサリーのテーマ曲はマイナー調。
ちょっと大人な感じのするオネェさんたちの3コーラス。
それを聴いてるともの悲しい感じがする、異色のテーマ。
だけど、決して悲しいってだけじゃなくて、サビの部分、
サリー サリー
のところは、ちゃんと希望の光が見えるようにも感じる。

それは、この部分だけ曲調がメジャーな音階を匂わせる
からと気づいていたけど、同時になぜだか感じる異国感
は何なんだろうとも感じていた。

それが、ある日突然ひらめいたのだ。
自分の頭の中でメロディーを流してるうちに、確信へと。
今思えば、それはバックに流れるデキシーランドジャズ
のメロディーが醸し出すものだったんだね!


そうなのだ。
魔法使いサリーって、デキシーランドジャズだったんだ!
今まで全く気がつかなかった!けど、思い返してみると、
魔法使いサリーの曲のバックには、あのトロンボーン
特徴的なデキシーランドのフレーズが流れているのです!

だけど、本来デキシーランドって陽気で明るいメロディ
のハズだ。それをここではマイナーな曲調で演奏してる。
それでも、本来持っている明るさは隠せない。それを、
きっとわずかな希望の光のように感じてたんじゃないか?
マイナーな曲調のバックに、本来陽気なデキシーランド。
こんな斬新な組合わせがあの異国感の正体だったんだね。

そんなわけで、
魔法使いというファンタジーの世界へ誘うにふさわしい
テーマ曲だったわけだけど、同じような実験的な試みが
エンディング曲でも行われていたことに気がついたんだ。



エンディングに流れるテーマ曲の1つにTOQの好きな
「魔法のマンボ」
ってのがあるんだけど、これがまた実に斬新な曲なんだ!

これは大人の世界で流行ってたマンボを取り入れた曲で、
流れるリズムは正統派のマンボだけど、なぜだか中東を
を思わせる壺がエンディングの画面には流れてるという。
キューティーハニーで有名な 前川陽子さんがコーラスを
バックに歌うんだけど、それがまたエキゾチックな感じ。

まっっほぉぉうのっ マぁンボッッ

基本はこれを、ただひたすら繰り返すだけ!なんだけど。
このマンボってやつ、当時の子供にはリズムを取るのが
難しかったハズ。それがここでは、なんだか楽しい曲調
に合わせて歌っているうちに、自然に歌えてしまうんだ。

魔法はとっても楽しいな
なんでもかんでも いたずらや
呪文をとなえりゃ パッパッパッ
やぁぁぁぁりたいことは、しぃぃぃぃ放題
こっわぁいものなど なんにもないさ  (ウッ)

前川陽子さんの歌い方って、ジャズシンガーそのものだ。
この中間部分なんて、楽譜の音符を外れて前の小節から
喰い気味に「やぁぁぁぁりたいこっとっはー」て歌うし、
逆に「しぃぃぃぃほぉうだぁいっ」の部分は後ろノリと
自由自在に歌ってて、子供心にカッコイイ!と感じてた♪
それをマネて歌っているうち、前ノリ/後ろノリの感覚
をなんとなくつかむことができたんだよ☆
 もちろん、当時はそんなこと意識してなくて、
 「あっ、ここは微妙に早く歌うんだな」とか
 「ちょっと遅れて歌い始めるとカッコイイんだな」
 とか思ってただけなんだけど、、




それでは最後にエンディングでよく流れた「3つ子の歌」
いや、正式な曲名はわかりませんが、画面にクレジット
がそんな風にでていた記憶がなんとなくあって、、実は
これ、声優さんが演じたキャラの声で歌うキャラソング
のはしりでもあるんですよ〜♪

ただし、この曲もひとすじなわではいかない曲なんです!
曲の拍子は4分の4拍子なのに、
・ ♪ ♪ ・ ♪ ♪ ・ ♪
 タタ タタ 
って感じで「1拍のウラ」にアクセントがきてたりする。
それでも、
こんな独特なリズムの曲なのに、楽しい曲調に合わせて
歌えてしまうのです。だって、こんな歌詞だから、、


ぼくたちワンパクトリオだぞ いたずらするのが大好きさ
女の子なんか、いじめちゃえ 「おやつ、あげないわよっ」

気はやさしくておしとやか そのうえ美人で力持ち
勉強嫌いがタマにキズ   「いいぞ、ねぇちゃん」

チビでも魔法の天才だい 頭も優秀、身も軽い
コワイものなどあるもんか 「ほんとかしら?」

お茶目でおてんば慌てん坊 時々センチになるけれど
かわいいサリーは人気者  「けぇっ、しょってらぁぃ」


(なお、掲載した歌詞はTOQの記憶に依るものなのでマチガイがあるかもしれませんが、あしからず)

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