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これが名古屋だぎゃあ〜(新2)「夜のテレビ塔」 [これが名古屋だぎゃあ〜]


FH000006改2.JPG
名古屋のシンボル「テレビ塔
その、夜の姿を見たことがありますか?

それは―
昼間に見るのとはまた違って、鉄骨の組合わせが
ライトアップの光に照らされ、美しい幾何学模様
を描き出す、なんとも摩訶不思議な光景なのです。


TOQがもうすぐこの地を離れて、東京へと帰る
2008年の1月末のことだったと思います。
夜になるとぐっと冷え込む中、愛機のα-7000
携え、人通りもまばらになったテレビ塔へ向かい、
夜間の撮影にのぞみました。

例によって、三脚など持ってないから手持ち撮影。
塔を照らすライトアップの光のみで撮りましたが、
現像が上がると、その美しさに息を飲みました!!!
なんと、セピア調の世界がそこに!
展開されていたからなんです☆☆☆
これは全く予期していないことでした。

FH000010改2.JPG


次の写真からは、もっとセピア調になりますよ〜
ソフトで写真の色調をいじったワケでもないのに、
なぜセピア調で仕上がってきたのか??



FH000012改2.JPG

FH000009改2.JPG

FH000013改2.JPG
おそらく露出が不足して、全体的に黄味がかった
色調で上がってきたからだと思いますが、それは
自分の見た目の印象とピッタリ一致しています。
あの夜に、自分が見た通りに撮影できている!!
それって・・・かなり奇跡的なことなんです。


デジカメ全盛の現在では、撮影の感度も上がって
夜間の撮影でも難なく撮ることができるでしょう。
でも、フィルムカメラで夜間に補助光も使わずに、
三脚もナシでキレイに明るく撮るのは至難のワザっっ
弱い光でも撮れるように、通常よりも露光時間を
伸ばすためにシャッタースピードを遅くするので、
わずかな手ブレであっても許されません!
かといって、使用するフィルムの感度を上げると、
今度は粒状性が目立った粗い画像になります。

現に、TOQが撮った一連の写真は、拡大すると
どれも少しづつブレがあるのがわかると思います。
(写真をクリックすると拡大画面で表示します)
手持ちでズームして1点を狙いながら、ボタンを
押すと、どうしても振動が伝わってしまうのです。


例によって、当時の撮影データは残ってませんが、
オートフォーカスでの撮影だ思います。実はαの
オートフォーカスでは露出も連動して、自動的に
シャッタースピードが調整されます。ファインダ
内で光量不足とわかれば、スピードは遅くなって、
手ブレを拾いやすい状態になってたと思われます。


そんなキビしい状況の中で、
唯一ブレてないと思われるのは、ズームを広角側
にうんと引き、しっかりホールドしながら撮った
この1枚です。上から下までしっかり撮れてます。

FH000008改2.JPG
もっとも、撮ったときには「運を天にまかせて」
の現像待ちだったのですがっっ


すべての撮影が終わる頃には、冬の寒さが一層
キビしく、テレビ塔へと続く久屋大通公園には
人影もなく、ひっそりと静まり返っていました。

FH000014改造.JPG
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